« 新日記です。 | トップページ | やれやれ… »

『THE 有頂天ホテル』

三谷幸喜3本目の監督作品。

大晦日、カウントダウンパーティー等の準備に忙しいホテルマン達と、「訳アリ」な宿泊客の面々。それぞれに人生のかかった(?)トラブルが降りかかる中、彼らに訪れるささやかな奇跡とは…? という話。

まず単純に面白かったです! 観ている2時間強の間はただただ笑いっぱなしでした(^^

そして観終えた後に思い返すと、これがまた感心するポイントの多さに驚き。

30人近い豪華キャストのそれぞれが、チョイ役レベルに終わらずにちゃんと“立って”いてどれも印象に残るようになっている巧さに感心。

過去の三谷作品だと、個性の(激しく)異なる面子が次第に一つの目標に向けて力を発揮する…みたいな物が多かったのですが、今回は本ッ当~に各々の事件がバラバラで進行する点が新鮮。

そしてそれぞれが微妙~にリンクし合う様を観客は楽しむ事になるという…しかも少しも混乱する事無く! この辺の設計はもう見事と言えましょう。

加えて、殆どのシーンがワンシーンワンカット&長台詞なため、各キャストの「技」が心行くまで堪能出来ます。特に舞台で鍛えられたか、松たか子さんは見違えるほど上手くなっててゴメンナサイ、ですよ(^^;

今作はこれだけ沢山の人が出ていて、しかも悉く好きな役者(スタッフもですが…)ばかりなので、なんとも贅沢かつ期待に違わぬ物が出てきたと言うか(笑)。

三谷監督前2作は話のスケール的にも、失礼ながら「必ずしも劇場でなくとも…」という部分が少々あったのですが、今回は美術の勝利。各方面で活躍、の種田陽平氏の作り上げたホテル・アバンティのセットがとにかく素晴らしく、スクリーン栄えする事この上無し。

是非、皆様も劇場で~(回し者かい)。

 

出演者の中にオダギリジョー&麻生久美子という、今まさに『時効警察』な2人がいたのですが、そっちと微妙に被るようでやっぱりギャップのある役どころに思わずニヤリと。

特に麻生久美子さんは古風で儚げな美人さん、という勝手なイメージがあったのですがこれらの作品や堂本光一君共演のCM等で一新。なかなかイイキャラしてるかも? と。

 

そう言えば丁度前2作TVでやりますね…(^^;

直接の関係は無いですが、正月にやった『古畑』FINAL、録画ミスで第3夜まだ観てないんですよね~(>< 知り合いが録画保存してくれてるのですが、果たしていつ観に行けるやら…(^^;

 

とりあえず、去年辺りから邦画はけっこう頑張ってるな~、と。興行的な成否はともかく、ひところに比べてちゃんとお金を出してくれるようになってきてますし。

この調子で今後も頑張って欲しいですなッ!

« 新日記です。 | トップページ | やれやれ… »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『THE 有頂天ホテル』:

« 新日記です。 | トップページ | やれやれ… »

2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最近のトラックバック

無料ブログはココログ