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『ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女』

本国では『指輪物語』と並ぶ程の支持を得る、有名イギリス児童文学の映画化作品。ちなみに私は原作は未読。

良くも悪くも、「物凄くオーソドックス」な作品でした。

ひょんな事から異世界の国・ナルニアに迷い込んだ4人兄妹。そこは美しくも冷酷な“白き魔女”によって冬のみが延々と続く世界となっていた。4人はナルニアの健国王である獅子のアスランと魔女、相対する二つの軍勢(ドワーフ、ケンタウロス、ミノタウロス、グリフォン、サイクロプス等、RPGでおなじみのクリーチャー達が盛りだくさん)の争いに巻き込まれていく…。実は彼らこそが、この争乱に終わりをもたらすと予言にある未来の4君主!? という話。…オーソドックスでしょう?(^^;

細部まで緻密な設定描写のなされる『指輪~』とは異なり、『ナルニア』の原作ではあえて「簡潔」にする事で読者の想像力に委ねる方式を採っているそうで…。その為もあってか、今回の映画の方も世界観の切り取り方がどうにも薄めかなぁ、と。テンポ重視なのか話がトントン拍子で進んでいきますが、これに個人的にはちょっとノれませんでした。

あ、あと全くの異世界っぽい触れ込みで始まるのに、出てくるクリーチャーにギリシャ神話出展のものが多かったり、サンタクロースが出てきたり(!)と、ちょっとごった煮的な部分にもやや抵抗が…私も狭量ですねぇ(汗)。

なにぶんディズニー配給という事で、たとえ戦争のシーンであっても血生臭さはほぼ皆無で、かなり「キレイ」な仕上がり。ここはまぁ仕方の無いところでしょう。

映像自体はILM始め世界的なCGワークスの会社が複数参加している事もあって素晴らしく、CGクリーチャー群の画面への馴染み方もかなり自然なものでした。特にライオンのアスランの出来は素晴らしく、立派に“王”としての存在感を出していました。

『指輪~』は重過ぎて合わなかった、という方や児童層にはむしろ丁度良いのかも、という匙加減だと感じました。個人的な好みで言ってしまうとやはり思い入れのせいもあって『指輪~』に軍配を上げてしまうのですが(^^;

ただ『ナルニア』も原作は全7部作、しかもなんと作中時間で2555年にも及ぶ壮大な年代記。エピソード毎にカラーも結構異なるようなので、既に制作の決定している第2作も公開の際には観てみようと思います。

 

あ、アスランの声ってリーアム=ニーソンだったのか…全然気付きませんでした。近年彼の出演作に当たる機会は多く、不思議な縁を感じますねえ(^^

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