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映画『M:i:III』

「大胆もいいが、度が過ぎるとアホ同然だぞ」

トム=クルーズ主演のスパイアクション、『ミッション・インポッシブル』シリーズ第3作。

前作が鳩・教会・二挺拳銃etc.でひたすらドンパチ、と思いッきりジョン=ウー映画(笑)だったためスパイでも何でもなくなっていたので、それを思えば幾分「らしさ」は戻っていたかも?(^^;

序盤から銃撃・爆発・ヘリでのチェイス等、派手な展開で掴み、そこに散りばめた謎で引っ張りまたアクション…と、終盤までは画面的にもストーリー的にも飽きさせない構成になっています。

キャラクターの扱いには難が有りました。シリーズを通じて相棒として出てくる仲間・ルーサーはまだいいとして、ヒロインとの絆の描き方が薄かったり、敵役の掘り下げも浅く、ありていに言えばキャラが立ってないのです。

特にラスボスであるデイヴィアンは、過去同性愛者やら目端の利く切れ者など、クセの強い役を多く演じて印象深いフィリップ=シーモア=ホフマン(一番のオススメは『マグノリア』…考えてみればコレでもトムと共演してますね)が演じるという事で、個人的に一番期待していた部分だったのですが、闇のフィクサーとしてのキャラが殆ど描かれないので(登場シーンはほぼ、取引のブツを運ぶ・トムと脅し合う・トムと殴り合う、の3種類のみ・笑)、流石の彼も腕を振るい切れず(?)で残念でした。

しかし、やはり一番の引っかかったのは終盤でしょうか。先述のように途中までは結構派手なのですが、最後はビックリするぐらい地味で「あれ、ここで終わり!?」みたいな…。終盤の奥さん救出と、序盤の教え子救出のミッションが逆なぐらいが映画のうねりとしては本来のような気がするのですが…。というか、終わりに近づくほど展開が端折られていくのは如何なものか?

あとコレは書くべきか…一応物語のキーアイテムとなる物があるのですが、この実態が一切明かされないので、各登場人物の言行の説得力が更に薄く感じられる事甚だしく。多分何も設定作ってないんじゃないかと…

中盤の橋のシーンはなかなか緊張感もあって手に汗握ったのは確かです。何も考えずにアクションとトムを眺めるのならば(笑)、良い意味でハリウッド的な部分も散見できて及第かと思われます。

ラスト、奥さん助けりゃ全て良し、な所は「またかよハリウッド!」でした…(^^;

 

 

ヒロイン役の人が途中からマイケル=ジャクソンに見えて仕方なくなり、非常に困りました(ぉ。個人的には、仲間の一人であるゼーン役・マギー=Qの方が数倍魅力的で、登場シーンでは彼女ばっかり追ってしまいました(ぉ。

フィリップ=シーモア=ホフマンについては、先のアカデミー主演男優賞受賞作『カポーティ』をあらためて楽しみに待つ事にしましょー。

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