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コンサート・第2回伊福部昭音楽祭

公私共に色々と用事が詰まっていたため、はや2週間も経ってしまいましたが(汗)ともあれ感想をば。

…ひッじょ~に面白かったです!

 

前回のすぎやまこういちコンサートの時と同じく、私の音楽的造詣はいたって浅いものなので、そちら方面へ突っ込んだコメントは海野さんの日記を参照して下さいませ(^^;

さて、「音楽」の名の通りか、コンサートだけではなく複数の催しが設けられているのが今回の特徴で、半日がかりの大イベントとなりました。

 

まず、開始からして伊福部氏が音楽を担当した映画・『大坂城物語』の上映、というところが変わっていると言いますか。メインコンサートの締めがこれから採られているので、なるほど『大坂城~』に始まり『大坂城~』に終わるのね、というのは判るものの…そもそもナゼこの作品なのか、という点に関しては正直謎でした。プログラム内の解説文と更に海野さんの補足説明により、伊福部氏唯一の交響曲『シンフォニア・タプカーラ』からのモチーフが一部流用されているために、それを活かしたオーケストラアレンジを中川亜紀子の旦n…もとい和田薫氏が施して締めに相応しいものに…という意図だった、と判明し納得したのですが。

さておき、映画自体は未見だったせいもあってなかなか普通に楽しめました。大体において辛口な評価を貰う本作ですが(笑)、噂に聞いていた大坂城や大仏のミニチュアの造型と実景との融合、終盤の爆破シーンなど完成度の高い特撮が見られてこれだけでも観た価値はあったなぁと。確かに、ストーリー的には「どうかな~」と思う部分も多く(伊丹屋の行動トカ特に)チャンバラも中途半端な感じがしましたが、キャラクターの判りやすさやそれを活かした笑いのシーンの多さ等、シンプルな娯楽劇に徹したのかなぁと言う気もしたり。実際朝イチで観るには丁度良い、全く頭を使わずに観られる映画(※褒め言葉)でした。それにしてもまるで島木譲二のような道具屋の主人のキャラの立ちっぷりは異常。ポルトガル人の通訳役の天本英世さんも大概でしたけどね(^^;

 

続いてシンポジウム。伊福部氏本人に関しては勉強不足でまだ知らない事も圧倒的に多い私としては興味深い話も多かった、のですが…何度か沈没(ぇー。前夜にCD聴いて予習したあとも興奮してなかなか寝付けなかった余波がこんな所で…遠足前日の小学生かと|||or2 しかし、パネルディスカッションみたいなものを想像していたのですが、一人一人に故人の思い出話を尋ねているだけで時間切れとは(苦笑)。

事前に確認していたプログラムではサロンコンサートの形でギター演奏が聴ける筈…だったんですが、上のシンポジウムと時間が一部かぶるのと満員とで叶わず。定員等については事前にアナウンスが無かったので、ここでは多少の混乱があり後ほど開催側からお詫びのコメントも。残念~。

 

そしていよいよメインコンサート。今回もまた最前列ど真ん中の特等席ですよ! 幸いにも曲目の多くは海野さんからお借りしていたCDで何度も聴いていたので取り残される事もほぼ無く(笑)、後はもう生の演奏の迫力に身を委ねていったわけですが…。

なんと言いますか、オーケストラとしては非常にオーソドックスな(と思われる)ものをつい3週間前に体験した後だとなおさら特殊に感じられるものばかり。二十五弦筝(途中で弦を支えるコマが外れるもすぐに修正、なんてハプニングも)や『コタンの口笛』における歌唱と指笛(専門の指笛奏者が!)の共演、また指揮者抜きのアンコール(2)での『怪獣大戦争マーチ』とそこに自然発生的に起こった手拍子での大盛り上がり! その興奮の余韻を残したまま終了…と、素人目(耳?)でもコレは流石に異例ずくめなのでは…と思うもののオンパレード。短い期間で随分両極端なものを堪能しちゃったなぁと(^^;

 

運営の方でいくらか問題はあったものの、全体としてはすっかり楽しんでしまいました。開催記念盤でもある『大坂城物語』のサントラも購入して、今も聴き返しているぐらいです。来年には1回目と同じサントリーホールでの開催が決まっているようですし、予定さえ合えば是非また参加したいものですね!

お誘い頂くと共に特等席を確保してくださった海野さんには、今回もまたひたすら感謝、です。本当に有難うございました!

 

 

余談としては、『大坂城物語』について色々とデータを拾っている内に稲垣浩監督の作品が非常に観たくなってしまいました。『無法松の一生』(カラーの方)か『宮本武蔵』くらいしか観た事無かったんですよね…あ、『日本誕生』もこの人だったのか(笑)! 『柳生武芸帳』や『士魂魔道 大龍巻』、『待ち伏せ』辺りがもの凄く観てみたいです…。

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コメント

稲垣監督の作品は、総じてセンスが古い(良くも悪くも)なので、若い世代には正直辛い所もあるかも知れませんが(笑)(そういう私は中学時代に『柳生武芸帳』みて大喜びしてましたが)
稲垣&伊福部コンビの作品で最高峰は、文句なく東宝創立30周年記念作品『忠臣蔵』でしょう。お勧めですよ。
『士魂魔道 大龍巻』は、なんかBS2で来月放映らしいですが。

>田亜湖さん
 
 なるほど…今回『大坂城物語』がOKだったので、おそらく大丈夫
 なんじゃないかな~とは思っているのですが(^^;
 『忠臣蔵』は2部構成になっている物ですね? 少し長いかもしれ
 ませんが、キャストも豪華だし気にせず楽しめるんでしょうね~。
 機会を作って観てみます。
 BS2観られるので『~大龍巻』もチェックします!

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